ジェイテクト第3四半期決算…自動車関連部品不振で大幅減益

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ジェイテクトが発表した2011年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比31.2%減の196億2900万円と減益となった。

売上高は同0.4%増の6975億1800万円と微増だった。機械器具部品は、自動車メーカーの生産が震災の影響から順調に回復し、増産にも対応してきたが、タイの大規模洪水の影響のため、日本でも大幅な減産となり、ステアリング、駆動系部品の販売が減少した。ベアリングは欧州、アジアを中心に自動車向け、産業機械向けの販売が増加したが、ステアリング、駆動系部品の減収分をカバーできなかった。

ただ、工作機械が好調で売上全体は微増となった。

収益は機械器具部品の売上げ低迷による利益の減少で営業利益は同32.0%減の198億3100万円と大幅減益だった。

当期純利益は同66.8%減の52億7500万円だった。

連結子会社の決算日を12月31日から3月31日に変更するため、通期見通しを修正した。売上高は前回予想より900億円増の1兆0500億円。収益はタイ洪水や円高などの影響で営業利益は前回予想より50億円マイナスの400億円、経常利益が70億円マイナスの380億円、当期純利益が90億円マイナスの150億円に下方修正した。

《レスポンス編集部》

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