ブリヂストンは、新しい経営体制を導入すると発表した。
1月11日開催の取締役会で、代表取締役CEO(最高経営責任者)に津谷正明氏(現:代表取締役専務執行役員)を、代表取締役COO(最高執行責任者)に西海和久氏(現:代表取締役専務執行役員)を内定した。
荒川詔四社長は代表権を返上して取締役会長に就任する。3月開催の定時株主総会とその後の取締役会で正式に決定する。
同社はこれまでCEOやCOOを置いていなかった。原材料価格の高騰やグローバル対応など、タイヤ業界を取り巻く環境が変化する中で、トップ3人によるトロイカ体制で難局を乗り切る方針だ。
CEOは経営戦略や経営方針全体を統括し、COOがオペレーションを担当、会長が取締役会と経営の執行を監視する役目を担う。