USSは、2011年10〜12月期の中古車オークション実績を発表した。
開催回数はUSS流通会場閉鎖の影響などから前年同期と比べて16回マイナスの203回ながら、出品台数は前年同期比16.7%増の50万0800台と高い伸び率となった。
東日本大震災の影響で遅れていた新車の供給が正常化し、新車販売が回復したことで下取り車となる中古車の流通も活発化している。
成約台数も同4.0%増の33万4420台と前年を上回った。ただ、出品台数の伸び率が高かったことから成約率は7.0ポイントダウンして57.2%だった。
このうち、リユース車は出品台数が同10.7%増の10万0535台、成約台数が同8.0%増の7万6225台だった。リユース車の成約率は68.5%と、前年同期より1.7ポイントダウンした。
会場別では全ての会場で出品台数は前年を上回った。成約台数でも静岡と群馬を除いてプラスとなった。