ホンダ、汎用製品の生産台数が累計1億台を達成

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ホンダEU9i発電機
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ホンダは1月6日、汎用製品の累計生産台数が1億台に達したと発表した。

同社の汎用事業は「技術は人のために」という創業の精神のもと、「ホンダのエンジン技術を使って農業や漁業を営む方々の労働を機械化し、軽減することができないか」という想いから1953年に発売した農業機械用エンジンが最初。

以来、コア技術であるエンジンを活用し、耕うん機、発電機、船外機、水ポンプ、芝刈機、除雪機など、順次商品構成を広げ、さまざまな場面で「役立つチカラ」として世界中の顧客に製品を供給している。

最近では低炭素社会の実現に向け、省エネルギーや創エネルギー分野の商品開発にも積極的に取り組み、家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニットやCIGS薄膜太陽電池を採用したソーラーシステムなど、商品群はさらに多様化している。

汎用製品は、国内では熊本製作所と浜松製作所細江工場で生産しているほか、海外では1984年に米国で芝刈機の生産を開始したことを皮切りに、欧州やアジアでも生産拠点を設立、世界9か国11拠点で生産する汎用製品を150か国以上で販売している。

1953年から最初の製品を発売してから69年に累計生産100万台を達成。そして81年に累計500万台、その4年後の85年に累計1000万台を達成した。その後92年に2000万台、2002年には5000万台、04年に6000万台を達成した後は、06年に6000万台、07年に8000万台と短期間で増やし、09年に9000万台を達成していた。

同社では今後も、多様化する世界中の顧客ニーズに応え、環境性能や安全性能に優れた生活に役立つ商品を幅広く提供していくとしている。

《レスポンス編集部》

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