無免許で逮捕されていた男、重傷ひき逃げへの関与も自供

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今年6月、大阪府大阪市西区内の市道で、バイクをひき逃げする事故を起こし、2人に重軽傷を負わせたとして、大阪府警は6日、51歳の男を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。今年9月にも無免許運転で逮捕されているという。

大阪府警・西署によると、問題の事故は2011年6月8日の午前0時15分ごろ発生している。大阪市西区立売堀付近の市道で交差点を右折していた乗用車が、対向車線を直進してきたバイクと衝突した。バイクは転倒し、16歳の男子高校生が頚椎骨折の重傷。別の1人も軽傷を負った。

クルマは現場からそのまま逃走しており、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。容疑車両のものとみられる破片や部品などから車種の特定を進めていた。

今年9月になり、守口市内で無免許運転を行ったとして逮捕した男の余罪を追及していたところ、「バイクに衝突する事故を起こしたが、無免許の発覚を恐れて逃げた」などと供述。これが西区内の重傷ひき逃げと判明したことから、6日にひき逃げ容疑で逮捕している。

男の免許は約3年前に失効しており、警察では男が以後も日常的に無免許運転を続けていたものとみて、さらに追及している。

《石田真一》

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