スペイン、バルセロナのスピードスター・ギャラリーは、バルセロナ在住のアーティストであり、画家、写真家、カーデザイナーである、マーカス・ハウブの「レーシング・レジェンド」コレクションの、日本での販売を開始した。
レーシング・レジェンドは、主に1960〜70年代の伝説的なレーシングカーをモティーフにした、ハウブの代表的な作品群だ。
イタリアのミッレミリアにおけるフェラーリ、フランスのサルト・サーキットで開催されるルマン・クラシックに出場したフォード『GT40』、ポルシェ『356』、ドイツで開催されるニュルブルグリンク・クラシックに出場したポルシェ『904』、『917』、ジャガー『Eタイプ』など、欧州のヒストリックカー・イベントにおける伝説的なレーシングカーの走行する姿を捉えている。
シリーズでハウブは、これらのアイコニックなレーシングカーの特別な瞬間を切り取り、独自の色彩とタイポグラフィにより再構成している。
シリーズは、ドイツのデュッセルドルフにあるクラシックカーの殿堂Meilenwerkや、世界最大のカーコレクションとして知られる、フランス国立自動車博物館などの博物館、ギャラリーにおいて展覧会が開催されている。
作品の価格は1200ユーロから。ウェブサイトで注文すると約2週間で作品を届ける。カスタムオーダーも可能だ。レーシングカー、クラシックカー、または自身のカーコレクションの写真をお送ると、ハウブがそのイメージを元に制作する。
マーカス・ハウブはドイツ出身のアーティスト、カーデザイナー。1997年にフォルツハイム工芸大学でトランスポテーション・デザインの学位を取得、フォルクスワーゲン・グループでカーデザイナーとしてのキャリアを歩む。2000年にはルノーに移籍。このころからカーデザインと並行してアーティストとしての活動を開始した。現在はフリーランス。
スピードスター・ギャラリーURL
http://speedstar-gallery.com/?lang=ja/