パイオニアは29日、2012年3月期の通期連結業績見通しを発表した。
タイで発生した洪水による影響で、第3四半期を中心に、カーエレクトロニクス製品の生産減や販売減、代替生産に伴う費用や投資が発生。下半期において、売上高で約270億円、営業利益で約100億円の減少を見込んでいる。
通期連結売上高は、今年5月予想より300億円マイナスの4400億円、営業利益は同65億円マイナスの110億円、経常利益は同60億円マイナスの75億円、純利益は同30億円マイナスの10億円にそれぞれ下方修正した。
通期の為替レートは1ドル=75円、1ユーロ=105円を見込んでいる。