スズキは24日、英国ロンドンの国際商業会議所の国際仲裁裁判所において、フォルクスワーゲンとの提携解消を求める仲裁手続きを開始したと発表した。
今回の仲裁の申し立ては、スズキが2011年11月18日付で発表したフォルクスワーゲンとの提携終了に伴うもの。しかし、スズキの要請に対して、フォルクスワーゲン側は保有するスズキの株式を、スズキまたはスズキの指定する第三者へ売却することに応じておらず、スズキ側からの仲裁手続き開始に至った。
スズキは、「フォルクスワーゲンが保有するスズキ株式の第三者への処分を求めていく」と説明している。