【東京モーターショー11】豊田自動織機、次世代物流EVのコンセプトカーを出展

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e-Porter(左上)とスタンド(いずれもイメージ)
  • e-Porter(左上)とスタンド(いずれもイメージ)

豊田自動織機は、第42回東京モーターショーにスマートモビリティ社会の実現に向けて環境負荷低減に貢献する最先端の環境技術を出展すると発表した。

今回の出展テーマは「Think Smart さあ、スマートモビリティ社会へ~わたしたちとともに。」

物流の効率化とCO2排出量削減に貢献する物流EV(電気自動車)『e-Porter』や「EV用パワートレインユニット」を初出品する。

参考出品するe-Porterは、新開発のEV専用プラットホームを採用した、次世代物流車のコンセプトカー。プラットホームを合理的な構造にすることで、車体の軽量化とコスト低減を両立する。乗用車並みの運転スペースと、低い床で広くフラットな荷室を確保し、トップクラスの最小回転半径を実現することで、従来の物流車に対して乗降性や作業性の向上を図った。

また、小型・軽量の「EV用パワートレインユニット」は、インバーター、モーター、減速機など機能部品を一体設計することで、レイアウトを最適化、小型・軽量化を実現した新しいコンセプトの走行ユニット。

軽自動車から普通自動車まで、様々なEVに対応する。インバーターは、独自の直冷式の冷却構造と部品のモジュール化によって小型化した。冷却構造は、トヨタの「プリウス/プリウスα」のパワーコントロールユニットにも採用されている。モーターは、高速回転化と巻き線の工夫により、小型化した。

さらに、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車用のカーエレクトロニクス部品、カーエアコン用電動コンプレッサー、自動車ボディの軽量化に貢献する軽量新素材「樹脂ウインドウ」なども紹介する。

《レスポンス編集部》

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