昭和シェル石油が発表した2011年1〜9月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比247.3%増の635億円と大幅な増益となった。
売上高は同19.6%増の2兆0776億円、経常利益は同179.6%増の653億円と増収増益だった。冬場の寒波による暖房用燃料などの需要増や前年からの需給関係の改善に伴う増益要因によるもの。
たな卸資産評価の影響等を除いた場合の連結経常利益相当額は374億円となり、前年同期に比して136億円の増益となった。
当期純利益は同187.8%増の325億円となった。
通期業績見通しは売上高が同18.1%増の2兆7700億円、営業利益が同60.8%増の590億円、経常利益が同42.4%増の600億円、純利益が同75.5%増の280億円となる見通し。