ホンダは31日発表した第2四半期連結決算で、タイで発生した洪水被害を受けて通期業績見通しを「未定」とした。
タイで発生した洪水により、ホンダオートモービル(タイランド)を含む関係会社の生産拠点が冠水し、たな卸資産や機械装置、備品などに損害が発生している。また、洪水による部品供給停止の影響を受け、同社と関係会社の生産拠点の生産活動への影響も広がっている。
洪水が連結業績、個別業績に与える影響については調査中で、現時点では合理的な算定が困難なため、2012年3月期通期連結業績予想、通期個別業績予想は未定にする。
連結の従来予想は売上高8兆7000億円、営業利益2700億円、経常利益2850億円、最終利益2300億円を予想していた。