携帯電話を触って前を見ず、自転車の男性をひき逃げ

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千葉県警は24日、千葉県佐倉市内で自転車に衝突する事故を起こし、相手に重傷を負わせながらそのまま逃走したとして、同市内に在住する22歳の女をひき逃げ容疑で逮捕した。運転中に携帯電話機を扱い、前を見ていなかった可能性が高いという。

千葉県警・佐倉署によると、問題の事故は2011年10月23日の午前7時ごろ発生している。佐倉市飯重付近の市道を走行していた自転車に対し、対向してきた軽乗用車が衝突した。

この事故で自転車に乗っていた22歳の男性が足を骨折する重傷。クルマはそのまま逃走しており、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査していたが、同日夜になってから「娘がひき逃げしたようだ」と同署に通報が寄せられた。

警察が通報先に出向いたところ、衝突痕のある軽乗用車を発見。このクルマを運転していた22歳の女が事故への関与を大筋で認めたことから、24日に自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対して女は「携帯電話機を操作していたので前を見ていなかった」、「気がついたらぶつかっていた。怖くてパニックになって逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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