ホンダは20日、タイの洪水による災害発生地域への支援として、義捐金約2億8000万円を寄贈すると発表した。
義捐金の内訳は、本田技研工業が3000万円、タイのホンダグループが約2億5000万円(1億バーツ)。
小林浩アジア・大洋州本部長は「ホンダは47年間にわたりタイで事業活動を行っており、タイ国民から、さまざまな尽力やサポートをいただいている。東日本大震災の際も、タイ国民に多大な支援をいただき、大変感謝している」と述べた。
すでにタイのホンダグループは、「GX160」エンジンおよび小型ボートへの取り付けキット、計200セットを政府を通じて寄贈しているが、同社では、今後も被害状況に応じて、ポンプ、高圧洗浄機、発電機、救援物資などの寄贈を予定している。