9軸モーションセンサを使った一貫開発 ZMPがソフト発売

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ゼットエムピーは、9軸ワイヤレスモーションセンサ『e-nuvo IMU-Z』に、自動車や移動ロボットなど、制御分野で広く用いられているMATLAB/Simulinkの使用が可能となるオプションソフトウェア『IMU-Z MATLABコネクション』を販売すると発表した。

IMU-Zは、加速度センサ3軸・ジャイロセンサ3軸・地磁気センサ3軸を搭載したワイヤレスモーションセンサ。自動車などの開発現場で車両の挙動や運転姿勢の計測に使われたり、人間・物体の3次元動作計測、モーションキャプチャなどに活用されている。

新しいソフトを活用することで車両の運動制御やロボットの姿勢制御など、加速度・ジャイロ・地磁気センサを利用したアプリケーションの構築やセンサ情報の収集・解析をMATLAB/Simulink上で進めることが可能となる。

MATLAB/Simulinkの持つ高度な信号処理機能、データ可視化機能、ブロックダイアログによるプログラミングが可能となるため、研究から製品開発までを一貫したシステムで進めることができ、研究・開発効率の向上が図れるとしている。

ソフトの価格は一般向けが2万1000円、アカデミック向けが1万0500円。

《レスポンス編集部》

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