13日、自動車検査登録情報協会が公表した「わが国の自動車保有動向」によると、乗用車の平均使用年数は、今年3月末の調査で12.43年と0.27年短くなり、6年ぶりに短縮した。
エコカー補助金の影響があったと見られるが、長期化傾向は続いている。
乗用車の平均車齢では、今年3月末時点で7.74年となり19年連続で延長した。2010年3月末の調査では7.56年だったが、0.18年延びた。新車販売台数が減少し、自動車の使用年数が長期化していることが背景にある。
平均車齢は、国内でナンバープレートをつけている車が新規登録されてからの平均経過年数を示すもの。平均使用年数は、新規登録されてから車が廃棄(抹消登録)されるまでの年数。