同乗者との話に気を取られ、歩行者はねる

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2日午後6時45分ごろ、鹿児島県和泊町内の県道で、徒歩で道路を横断していた78歳の女性に対し、進行中の軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた28歳の男性から事情を聞いている。

鹿児島県警・沖永良部署によると、現場は和泊町大字和泊付近で片側1車線の緩やかなカーブ。横断歩道はあるが、信号機の設置は無い。78歳の女性は横断歩道を渡っていたが、減速しないまま進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は全身を強打。病院へ収容されたが、約5時間後に死亡した。警察はクルマを運転していた同町内に在住する28歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

調べに対して男性は「後部座席に同乗していた子供と話をしていて、そちらに気を取られた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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