新日本製鐵の宗岡正二社長は、住友金属との経営統合について納入先自動車メーカーなどの主要納入先から「歓迎する声を多く頂いた」と述べた。
宗岡社長は、住金との経営統合に向けて交渉を開始することを今年2月に発表してから「国内外から批判的な意見は聞いていない。逆に、日系の企業からの海外市場の現地調達ニーズが強まっている中で、(統合新会社の)海外展開が加速して大変結構なことだと評価する声が強い」と述べた。
また、住金の友野宏社長も、経営統合検討を発表してから「やっぱりそうなりますよね」と言われたと説明、「全ての品種、国内外を問わず、応援されている」と述べた。