【フランクフルトモーターショー11】メルセデスベンツ SLK に初のディーゼル

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メルセデスベンツSLK初のディーゼル搭載車、SLK250CDI
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9月に開幕するフランクフルトモーターショー11で、『SLK』の最強グレード、「SLK55AMG」をワールドプレミアするメルセデスベンツ。もう1台、初公開されるSLKが存在する。

そのモデルは、歴代SLK初となるディーゼルエンジン搭載車。「SLK250CDI」グレードだ。

SLK250CDIの心臓部には、欧州向けの『Cクラス』や『Eクラス』でおなじみの2143cc直列4気筒ターボディーゼルが収まる。最大出力は204ps。驚くのは最大トルクで、51kgmというV8ガソリン並みのトルクを引き出す。

ディーゼル特有の力強いトルクのおかげで、SLK250CDIはかなり速い。7速ATの7Gトロニックプラスとの組み合わせにより、0-100km/h加速6.7秒、最高速243km/hのパフォーマンスを発揮する。

その一方、ディーゼルならではの高い環境性能を持つ。欧州複合モード燃費は20.41km/リットル、CO2排出量は128g/km。メルセデスベンツによると、スポーツカーでありながら、環境性能はサブコンパクトカーに匹敵するという。

このSLK250CDI、フランクフルトモーターショー開幕当日の9月13日、欧州での受注を開始。ドイツでの価格は、4万1828ユーロ(約460万円)からと公表されている。

《森脇稔》

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