日立化成、インドで粉末治金製品を生産へ

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日立化成工業は、インドに粉末冶金製品の製造子会社を設立すると発表した。

同社では粉末冶金事業について、タイの合弁会社の子会社化やインドネシアに生産拠点を新設するなど、グローバルで事業展開を進めている。今回、インドに製造子会社を設立、現地の需要を取り込み、売上拡大を目指す。

新会社は「ヒタチ・ケミカル・インディア(仮称)」で、資本金は18億4200万円。日立化成が100%出資して11月に設立する。ニューデリー近郊のニムラナ工業団地に工場を新設し、2013年4月から本格的に操業する。投資額は約19億円。

インドは、2020年には四輪車生産で中国、米国、日本に次いで世界第4位になることが予想されており、二輪車の生産でも大きな成長が見込まれている。

インドにはこれまで、タイの子会社から粉末冶金製品を輸出していたが、インドでの完成車メーカーの生産能力増強に合わせ、粉末冶金製品を現地生産し、顧客サービスを強化するとともに高品質な製品を提供するとしている。

《レスポンス編集部》

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