日本航空(JAL)グループは、お盆期間(8月12~21日)のJALグル-プ利用実績をまとめた。
国内線の旅客数は前年同期比10.9%減の112万9478人となった。リストラによる路線の見直しで提供座席数が同18.8%減の137万5442席と大幅に減らしたため。利用率は前年同期を約7ポイントアップして82.1%と過去最高だった。
方面別では沖縄方面と北海道方面の利用率が85%を超えた。
国際線は総旅客数が同22.5%減の25万6492人と落ち込んだ。提供座席数も同22.6%減の28万2536席と減らしたため、ほぼ同じレベルのマイナスとなった。利用率は90.8%と過去最高だった。
欧米路線、リゾート路線(ハワイ、グアム)、東南アジア線、台湾線、韓国線が好調で、ピーク日には多くの便で満席に近い利用となった。