金融機関向け移動店舗車 オリックス自動車が発売

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金融機関向け移動店舗車
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オリックス自動車は、金融機関向けに「移動店舗車」の販売を開始した。

移動店舗車は、トラックの荷台を金融機関の店舗用に改造したもので、窓口カウンター、専用端末、空調などを備えており、預金の預け入れ・引き出し、ローンの相談・申し込み、その他公共料金の支払いなど、有人での窓口業務を行える。ATMや防犯カメラなどの搭載も可能。

1台で基本的な銀行窓口業務が行えるため、災害時の臨時店舗としての活用に加え、交通が不便な地域での店舗展開としても活用できる。

同社では、東日本大震災を受け、公共性や社会的責任が大きい金融機関にとって業務継続計画の観点から「移動店舗車」が有効と判断した。トラックや特殊車両のリースで培ってきたノウハウを生かして実現した。

こうした特殊車両は、一つ一つの仕様がオーダーメードとなるため、導入には時間とコストがかかる。しかし、今回同社が企画した移動店舗車は、基本的な銀行窓口業務が行える仕様を標準型とし、金融機関の要望に応じて追加装備を搭載して提供することで、導入までの時間とコストの削減が図れるとしている。

《レスポンス編集部》

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