住友軽金属の連結子会社、住軽テクノは9日、タイの子会社、スミケイテクノ・タイランドに、自動車熱交換器用アルミニウム押出多穴管の製造ラインを増設すると発表した。
同社グループは、グローバル供給体制構築の一環として、継続的な成長が見込める東南アジアに押出製造拠点であるスミケイテクノ・タイランドを2010年6月に設立。既に自動車熱交換器用アルミニウム合金管および、押出形材用の設備が稼動している。
今回の追加投資は、海外の自動車熱交メーカーから、アジア各地での押出多穴管の供給要請を受けたことに対応するもの。
同設備は、今後ルームエアコン用アルミ熱交換器への展開も予定している。