東京・上野の上野動物園では、「真夏の夜の動物園」を8月12日から16日まで開催する。
「真夏の夜の動物園」は、開園時間を延長し「夜の動物園」を楽しむ毎年恒例のイベント。通常の閉園時間は夕方の5時だが、期間中は3時間延長し夜8時まで開園する。
夕暮れの動物園で、普段は見ることのできない動物たちの夜の姿をゆっくり鑑賞できるほか、期間限定イベントも開催する。
ツキノワグマやラマ、カピパラ、オカピなど、飼育担当者がさまざまな動物について話をする「動物を知ろう!」、動物に関するクイズラリーやウサギやモルモットとふれあえる「参加しよう!」、東日本大震災復興に向けた「動物園でチャリティ!」の3テーマで、園内の約20カ所でさまざまなプログラムを実施予定。
また西園の不忍池テラスでは、夜の動物園の期間中、午後5時よりオープンビアガーデンを営業する。定番の生ビールのほか、岩手・宮城・福島の地ビールを販売予定。照明にはソーラー充電式のLEDランタンを使用し、不忍池の夜景を見ながら夕涼みを楽しめるという。
なお一部の動物については、午後6時過ぎに寝小屋に入るため、見られないものもあるという。