日本自動車工業会が28日に発表した2011年上半期(1〜6月)の自動車輸出実績によると、四輪車の輸出台数は前年同期比20.8%減の184万0164台となり、2年ぶりに前年を割り込んだ。
東日本大震災による部品不足で国内の自動車生産が減産を余儀なくされ、輸出も落ち込んだ。
車種別では乗用車が同20.5%減の163万1540台と2年ぶりのマイナス。トラックが同22.1%減の16万6577台と2年ぶりにマイナスとなった。バスは同26.8%減の4万2047台だった。
地域別でも全ての地域でマイナスとなった。欧州は同0.1%減と微減だったが、北米が同24.4%減、アジアが同12.5%減となった。