サプライヤーとの間で、生産再開に向けた協議を続けているサーブオートモビル(以下、サーブ)。スウェーデン・トロールハッタン本社工場の生産再開は、さらに遅れる見通しだ。
これは21日、サーブが明らかにしたもの。同社は当初、8月9日には生産を再開できるとしていた。しかし、今回の発表では、生産再開が早くても8月末になることが告げられた。
サーブは現在、中国のパートナーからの受注分を含めて、約1万1000台のバックオーダーを抱えている。同社のグンナー・ブリュニュー生産担当副社長は、「今後も全てのサプライヤーとの間で、早期の部品納入再開に向けて協議を続ける」とコメントしている。