三菱自動車が発表した6月の生産・国内販売・輸出実績によると、総生産台数は前年同月比15.1%増の10万6267台と2か月連続で前年を上回った。
国内生産は同8.1%増の5万9069台と前年を上回った。東日本大震災による部品不足から回復軌道にのり、2か月連続でプラスとなった。
国内販売は同10.0%減の1万4118台と10カ月連続でマイナスとなった。『コルト』や軽自動車が軒並み低迷した。
輸出は同25.5%増の4万7096台と4か月ぶりにプラスとなった。欧州が同7.4%増、アジアが同60.2%増、北米が同93.3%増と好調だった。
海外生産は同25.3%増の4万7198台と6か月連続で前年を上回った。欧州は同12.1%減となったものの、アジアが同19.4%増、北米が同403.6%増となった。