富士重工業が25日発表した2011年上半期(1〜6月)の生産・販売・輸出実績によると世界生産台数は前年同期比3.7%減の24万8617台となり、2年ぶりにマイナスとなった。
国内生産は同31.1%減の17万1208台と大幅マイナスとなった。東日本大震災の影響による部品不足で落ち込んだ。
海外生産は同0.1%増の7万7409台と、微増ながら過去最高となった。
国内販売は同19.0%減の7万4241台と、2年ぶりにマイナスとなった。震災による国内生産の減産で新車の供給が遅れているため。
輸出も震災の影響で同22.5%減の12万6009台と、2年ぶりに前年割れとなった。