富士重工業が25日発表した6月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比33.8%減の4万2560台と大幅マイナスとなった。
国内生産が東日本大震災による部品不足で本格的な生産ができないことから同32.3%減の2万9910台と、9か月連続でマイナスとなった。
海外生産にも部品不足が波及、同37.0%減の1万2650台と、2か月ぶりにマイナスとなった。
国内販売は同11.6%減の1万2923台と9か月連続マイナスだった。登録車の販売は、前月同様、震災後の生産再開により受注済の登録車の車両登録が進捗、3か月連続で前年を超えたが、軽自動車が大幅に落ち込んだ。
輸出は同35.9%減の1万9706台と4か月連続マイナスだった。