東海ゴム、インドネシア3番目の生産拠点を新設

自動車 ビジネス 企業動向

東海ゴム工業は、インドネシアで同社3番目の生産拠点となる自動車用防振ゴム製造・販売会社を新設すると発表した。

新会社は「PT.トーカイ・ラバー・インドネシア(TRID)」で資本金が1150万ドル(約9億6000万円)。東海ゴムが100%出資する。

新会社は西ジャワ州カラワン県KIM工業団地内に工場を新設、2012年7月から自動車用防振ゴムを製造する。2015年度に従業員数約300人、売上高3100億ルピア(約30億円)を計画している。

現在、インドネシア向けの自動車用防振ゴムは、主にフコクと東海ゴムのインドネシア合弁会社である「PT.フコク・トーカイ・ラバー・インドネシア」が供給している。今回新会社のTRIDを設立し、自動車用防振ゴムの現地生産体制を拡充することで、納入先のニーズに迅速に対応していく。

新会社は、今年11月から生産開始を予定している二輪車用樹脂燃料ホースの製造・販売会社「PT.トーカイ・ラバー・オート・ホース・インドネシア」に続いてインドネシアでは3拠点目のグループ会社となる。今後、自動車市場の拡大が期待されるインドネシアで自動車部品事業を強化する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集