日野自動車の5月の生産・国内販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比8.9%減の7644台と、前年を下回った。
国内生産は東日本大震災の影響による部品不足によって生産が一部で滞り、同6.9%減の7049台と前年を割り込んだ。
国内販売は減産で車両の供給が大幅に遅れていることから、同42.6%減の1078台と前年の半分の水準だった。普通トラック市場に占めるシェアは42.4%で、前年よりも11.5ポイントアップした。
輸出は同18.1%減の4104台だった。国内生産の減産の影響で、全地域に向けて減少した。
海外生産はアジアで減少し、同27.2%減の595台だった。