自動車部品工業は、東日本大震災の影響で公表を見送っていた2012年3月期の連結決算業績見通しを発表した。
売上高は前年同期比8.2%増の716億円と増収となる見通し。主力の生産が回復しており、今後部品の販売が増加する見通し。
収益では円高の進展による為替差損や原材料価格の高騰が負担となって収益率が悪化する見通し。営業利益は同6.5%減の34億3000万円となる見込み。経常利益は同4.3%減の37億5000万円と減益に見込み。
最終利益は同12.8%減の21億2000万円となる見通し。
配当については期末配当を1株当たり前年同期と比べて2円増配して5円を予想する。