7日、スウェーデン・トロールハッタン本社工場での生産を、再び停止したサーブ。この操業停止が、長期化の様相を呈している。
これは20日、『ロイター』が報じたもの。同メディアによると、サーブの広報担当者は20日の時点で、工場の生産ラインが今なお止まっていることを認めた上で、「今後2週間程度、この状態が続くだろう」と話したという。
原因は、サプライヤーからの部品供給が円滑に進んでいないことにあるもよう。5月27日、サーブは約2か月ぶりに生産を再開したが、その後、部品メーカー側の生産が追い付いていないと見られる。
サーブの広報担当者は同メディアの取材に対して、「サプライヤーと協議を続けている。7月4日の週には、生産を正常化したい」とコメントしている。