16日午前7時50分ごろ、大阪府堺市北区内の市道を走行していた軽乗用車が路外へ逸脱。民家の外壁に突っ込む事故が起きた。この事故でガス漏れが発生し、約800人が避難。警察はクルマを運転してた19歳の少女を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
大阪府警・北堺署によると、堺市北区百舌鳥西之町2丁目付近。クルマは近くの交差点で信号待ちをしていた乗用車に追突。そのまま逃走し、約80m先で路外に逸脱し、道路沿いにある民家の外壁に突っ込んだ。
衝突によって民家につながるガス管が破損。ガスが漏れ、周囲にガス臭がたちこめたため、現場近くにある中学校の生徒ら約800人が一時避難した。クルマを運転していた同市内に在住する19歳の少女からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察は道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
この事故の直前、登校中の女子中学生がひき逃げされ、軽傷を負う事件も現場近くで発生していた。警察では逃走車両の特徴が似ていることから、この事故にも関わった可能性があるとみて、少女を厳しく追及している。