三菱自動車は、2011年度のグローバル生産台数を前年同期比6%増の117万台にすると発表した。
東日本大震災の影響で国内生産は落ち込んだものの、5月から回復、生産が正常化する下期は計画を上回る生産レベルで上期の落ち込みをカバーする。
4月の国内生産台数が震災前の計画に対して38%減となったが、5月は10%増と計画を上回った。6月も16%増と震災前の計画を大幅に上回る見通し。これによって上期トータルで震災前計画の9割まで回復する。その後、下期に挽回し、年度トータルでの国内生産はほぼ震災前の計画レベルを達成する見込み。
これに海外生産は、上期、下期ともに震災前計画を上回る見通しで、グローバル生産台数は前年実績と比べて6%増となる見込み。