日本精工は、従来の密封性を維持しながら摩擦損失を大幅に抑え、低燃費化に貢献する二輪車ホイール用「低フリクション玉軸受」の開発に成功した。新開発品は、二輪車のホイール用に特化した専用設計として、シール形状の解析技術とシミュレーション評価技術を駆使。密封性を維持しながら、低燃費化を可能にするフリクションの大幅な低減を両立した。主に二輪車市場が急拡大している新興国に投入する。2015年にグローバルで年間10億円の売上を目指す。