ホンダが発表した4月の四輪車の生産・販売・輸出実績によると、国内生産は前年同月比81.0%減の1万4168台となった。
東日本大震災の影響で4月中旬まで国内全工場の生産を停止していたほか、生産を再開しても通常の5割程度の水準だったため大幅マイナスとなった。
部品不足で海外工場も減産しており、海外生産は同43.5%減の12万4330台と半減した。これで2か月連続のマイナス。北米が同52.1%減、欧州が同55.8%減、アジアが同38.0%減と軒並み低迷した。
4月の世界生産は同52.9%減の13万8498台と3か月連続マイナスとなった。
国内販売は同46.3%減の2万7086台と、8か月連続マイナス。新車の供給が大幅に遅れているため。
輸出は同76.2%減の6473台と2か月連続マイナスとなった。北米向けが同73.1%減、欧州が同86.9%減、アジアが同92.2%減だった。