マツダが発表した4月の生産・販売状況によると、国内生産は前年同月比49.7%減の3万5313台となり、半減した。
東日本大震災による部品のサプライチェーンに被害が及び、国内生産は大幅に落ち込んだ。
海外生産は同7.1%増の2万6700台と順調で、23か月連続で前年を上回った。『アクセラ』などが好調だった。世界生産台数は国内生産が足を引っ張り、同34.9%減の6万2013台だった。
国内販売は同33.1%減の9761台と落ち込んだ。震災の影響で新車の供給が滞っているため。『デミオ』などが大幅に落ち込んだ。国内シェアは1.2ポイントアップして5.3%だった。
輸出は同62.1%減の2万0606台と落ち込んだ。震災の影響で生産が滞っているためで、北米が同56.4%減、欧州が同65.3%減、その他が同73.1%減となった。