マツダは5月12日、社外取締役制度を導入すると発表した。6月24日開催予定の定時株主総会と株主総会後の取締役会で承認を受けて実施する。
同社では、経営の健全性・透明性の向上を目指して経営機構を改革する。新たに社外取締役制度を導入し、2人の社外取締役の選任を定時株主総会で提案する。
社外取締役として元福岡高等検察庁検事長で、現在は弁護士の坂井一郎氏、元広島大学学長の牟田泰三氏が就任する予定。
これに伴って、社外有識者の知見を経営に反映することを目的に2002年から運営してきた経営諮問委員会は、その役割を終えることから廃止する。