日本自動車連盟(JAF)は、5月7日から東日本大震災の被災地に派遣した第5期支援隊が、被災して動けなくなった車両の移動作業は減少していることから、被災者が所有する車両の無料点検を開始したと発表した。
無料点検はJAF東北本部、石巻基地、宮城県内の施設駐車場などに会場を設けて実施する予定。
第5期支援隊はJAFの関東本部、中部本部、関西本部、東北本部(青森、秋田支部)のロードサービス隊員28人で構成する。
JAFでは地震と津波の被害の大きい宮城県・岩手県に隊員を派遣しており、第1期支援隊が3月18日から活動を開始して以後、入れ替わりで延べ122人の隊員が派遣され、5月6日までに約3600件の作業を行った。