日本自動車輸入組合が10日発表した4月の輸入車新規登録台数は、前年同月比42.8%増の1万6627台で、18カ月連続で前年を上回った。東日本大震災による生産停止などで国内メーカーの納期が見えない中、在庫があれば販売ができる輸入車は好調だ。
日本メーカーの海外生産車は、日産が『マーチ』の輸入を2010年の7月から開始したため前年同期の約3倍の4067台だった。外国メーカー車においても同21.0%増の1万2560台と大幅に伸びた。主要ブランドが前年を上回った。特にBMWやアウディ、MINI、ボルボなどが大幅に伸びた。
車種別では、乗用車が同45.4%増の1万5514台、貨物車が同14.6%増の1109台だった。