本線で停車のクルマに大型トラック突っ込む---トラブルで口論中

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16日午前1時ごろ、三重県木曽岬町内の伊勢湾岸自動車道下り線で、本線上に停車していた乗用車2台に対し、後ろから進行してきた大型トラックが追突。車外にいた男性2人が弾き飛ばされ、別の通過車両にはねられて死亡する事故が起きた。

三重県警・高速隊によると、現場は木曽岬町新輪付近で片側3車線の直線区間。クルマ2台は第1車線上に停車していた。トラックは2台が止まっていることに気づかず進行。そのまま追突に至ったとみられる。追突によって2台は大破し、後方の1台は炎上した。

また、2台のクルマから降りて車外にいた男性2人は追突によって押し出されたクルマにはねられ、第2車線側で転倒。進行してきた複数台のクルマにはねられて死亡した。死亡したのは前に止まっていたクルマを運転していた神奈川県横浜市に在住する51歳の男性と、後ろのクルマに同乗していた四日市市内に在住する28歳の男性とみられる。このほか、後ろのクルマを運転し、事故当時は車内にいた四日市市内に在住する30歳の男性が骨折などの重傷を負っている。

警察はトラックを運転していた兵庫県姫路市内に在住する45歳の男を自動車運転過失致死傷容疑で逮捕した。調べに対しては「前をよく見ていなかった」などと供述しているようだ。

また、重傷を負った運転者によると、事故の直前にクルマの進行を巡ってトラブルとなり、死亡した2人が車外に出て口論をしていたという。

《石田真一》

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