フコクは、ベトナム子会社の生産能力の増強に向け、工場の用地を拡張すると発表した。
ベトナム子会社のフコク・ベトナムは、フコクグループのグローバル生産体制強化の一環で、自動車用ゴム部品の製造工場として2011年3月に設立した。今回、将来に向けた事業基盤を整備するため、工場隣接地の用地の使用権を取得した。
フコクは、工場用地を拡張する費用としてフコクベトナムが発行する第三者割当増資を引き受ける。フコクベトナムの資本金は現在360万ドル(約2億9100万円)だが、5月にも540万ドル(約4億3700万ドル)に引き上げる。
ベトナムは将来的にもモータリゼーションが本格化すると判断、工場敷地を確保して事業の拡大に備える。