日産ゴーン社長がいわき工場を訪問、工場の維持を表明

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いわき工場(資料画像)
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日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、福島県いわき市にあるいわき工場を訪問、工場の被災状態を確認するとともにいわき工場での生産を維持する方針を明らかにした。

いわき工場は、放射能汚染が懸念される福島原発に近いことから日産は撤退するとの観測も出ていたが、復旧活動を続けて操業再開を目指す方針を表明した。

福島原発の問題から外資系企業のトップが相次いで日本や東京を離れたり、欧州の大使館も一時閉鎖している中、外国人トップとして異例な形でいわき工場を訪問、従業員を激励した。

いわき工場は、主に高級車などに搭載するV型エンジンを製造している。栃木工場や九州工場の社員も操業再開に向けて支援している。同工場では操業再開の見通しは立っていないものの、4月下旬にも操業を再開し、6月にフル稼働を目指す。

《レスポンス編集部》

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