日産自動車が発表した2月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は、前年同月比21.7%増の35万0093台と高い伸び率となり、2月として過去最高だった。
国内生産は同3.8%減の9万3432台と前年割れとなった。輸出モデルの生産は順調だったものの、国内向けが低調だった。
海外生産は、同34.6%増の25万6661台と大幅に伸び2月として過去最高だった。海外生産台数が最大の中国は『サニー』などが好調で同28.3%増の6万8228と依然として高い伸び率となったほか、米国、メキシコ、英国、スペインが2ケタ増となった。
国内販売は同5.2%減の6万0375台となった。エコカー補助金制度終了による反動減が響いた。ただ、『セレナ』や『ジューク』、『リーフ』が健闘し、マイナス幅は小幅だった。
輸出は同7.8%増の5万4215台と前年を上回った。北米向けはジューク、『クエスト』や『ローグ』が好調で、欧州はロシア向けの台数が増加した。