UDトラックス(竹内覚社長、埼玉県上尾市)は18日、22日から順次生産活動を再開し、28日には全ての工場で生産を再開すると発表した。
同社は11日の東日本大地震後、全ての生産活動を停止している。
22日から部品の生産ラインなど操業可能な工程から順次生産を開始。28日からは、大・中・小トラックの組み立てとエンジンの生産を行う上尾工場(埼玉県上尾市)、シリンダブロック、シリンダヘッド、ブレーキドラム、フライホイールの鋳造を行う鴻巣工場(埼玉県鴻巣市)、トランスミッションの製造を行う羽生工場(埼玉県羽生市)の全工場で生産を再開する予定だ。
震災後、トヨタ自動車などが補修用部品や海外生産用部品の生産を順次再開しているが、完成車工場の全面再開のめどをつけたのは同社が初めて。