ピニンファリーナのEV、量産決定…仏パリ市に納入

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フランスのEVカーシェアリングに導入されるブルーカー
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イタリアのピニンファリーナは10日、フランスのボロレ社、イタリアのCECOMP社と共同でEVを4000台生産し、フランス・パリ市が行うカーシェアリングサービス、「オートリブ」に納入すると発表した。

このコンパクトEVは、2009年3月のジュネーブモーターショーで披露された『ブルーカー』。ボロレ製のリチウムポリマーバッテリーを搭載し、フル充電時には最大250kmを走行できる。0-60km/h加速は6.3秒、最速は130km/hの性能だ。

バッテリーはボディ中心部の床下にレイアウト。ボディはコンパクトな5ドアハッチバックで、ピニンファリーナによると、大人4名が乗車できる高い居住性を備えているという。

フランス・パリ市のカーシェアリングサービス、オートリブは10月にスタート。ピニンファリーナは工場をCECOMPにリースし、CECOMPは4000台のブルーカーを順次生産。完成したブルーカーはCECOMPからボロレへ納入され、ボロレ経由でパリ市に供給する形を取る。

なお、ブルーカーはパリ市以外にも、フランス国内40の市町村に導入され、カーシェアリングサービスに使用される予定だ。

《森脇稔》

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