日本ピストンリングは、子会社の日ピス岩手、日ピス福島の操業再開のメドが立たないと発表した。
両子会社とも地震発生後、操業を停止しているが、電力の本格的な復旧に目処がたっていないのに加え、新たに鋳造設備などの損傷が見つかった。安全確認を最優先に復旧に向けた取り組みを行う。
一方、日本ピストンの栃木工場は、経済産業省からの電力使用の抑制要請に最大限応じるとともに、主要な設備の品質確認を完了、3月14日から一部通常の操業を開始する予定。
また、協力会社の被災状況の確認と供給対応状況についてもほぼ把握しつつあると、している。