本州四国連絡高速道路は、韓国の長大橋プロジェクトに関する技術支援業務を3月1日に受注したことを明らかにした。
業務名は、「ウルサン大橋トンネル式アンカレイジに関する技術指導」。契約先は韓国のENVICOコンサルタンツ。内容はウルサンハーバー大橋のトンネル式アンカレイジ(吊り橋のケーブルを直接岩盤に定着させる方式)について、設計成果の照査や施工計画の照査、施工管理などについて技術指導を実施する。
ウルサンハーバー大橋(Ulsan Harbor Bridge)は、韓国釜山から70kmほどの北の日本海に面する蔚山(ウルサン)市に位置する。橋長は1820mの単径間吊橋となっている。
今回の業務契約は、JB本四高速にとって、初めての海外コンサルタント会社との業務契約となる。