コンビニにクルマ突入、運転者が疾病原因で意識失う?

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6日午後0時35分ごろ、埼玉県吉川市内にあるコンビニエンスストアの駐車場で軽乗用車が暴走。入口ドアを突き破って店内奥まで進入する事故が起きた。この事故で客の男性と、クルマの運転者が軽傷を負っている。

埼玉県警・吉川署によると、現場は吉川市木売1丁目付近。軽乗用車はバックで駐車スペースに向けて進行していたが止まらず、そのまま入口ドアを破壊して店内に進入。レジ前の通路を低速で通過し、店の奥にある陳列棚に衝突。棚や壁に行く手を阻まれる状態で停止した。

この事故で入口付近にいた29歳の男性客がドアごとクルマに押し出され、クルマと棚の間に挟まれて打撲などの軽傷。クルマを運転していた越谷市内に在住する35歳の男性も軽傷を負っている。

クルマを運転していた男性は車内で吐血し、自力でクルマから降車できないほど意識が朦朧とした状態だった。クルマは小破程度で、突入の際に負傷したとは考えにくいという。警察では疾病などが原因で意識を失った可能性も考えられるとして、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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