フォードモーターは1日、2月のインド新車販売の結果を公表した。総販売台数は9293台。前年同月比は188%増と、大幅増を持続している。
販売好調の要因は、10年3月に発売した新型コンパクト、『フィーゴ』。同車は欧州Bセグメントの人気車種、『フィエスタ』をベースに、専用内外装を採用したインド向け戦略車だ。
フィーゴの現地価格は、34万9900ルピー(約70万円)から。過去1年間のフィーゴの累計販売台数は7万6000台以上と、インド自動車史上、最も早く普及したモデルのひとつとなった。
フォードはフィーゴに続いて、新型『フィエスタセダン』をインド市場へ投入する計画。フォードインディアのマイケル・ボネハム社長は、「フィーゴの成功をプレミアムセダンの新型フィエスタ導入に生かしていく」とコメントしている。